米穀店が教えるお米の正しい保存方法

米穀店でしか手に入らない精米したてのお米は、ふっくら艶やかでもちっとした食感が魅力です。しかし、いくら新鮮でおいしいお米を購入しても、保存方法を間違ってしまうと劣化を早め、風味を損ねてしまいます。最後までおいしくいただけるよう、米穀店がお米の正しい保存方法をご紹介します。

米袋のまま保存するのは厳禁

瓶で米を保存

スーパーで購入したお米を、米袋のまま保存している方は多いのではないでしょうか?

実は、米袋のほとんどに、陳列のしやすさを考えて空気抜きの小さい穴が開いています。そのため、袋の口を止めてもこの小さな穴から湿気を含んだ空気が入ってしまうので、カビの発生や酸化の原因となってしまいます。お米を購入したら、すぐ密閉容器に入れ替えて保存することで、におい移りや乾燥も防ぐことができます。

お手入れが簡単なペットボトルや梅酒用の瓶、蓋つきのプラスティック容器などがおすすめです。

暗くて涼しい場所がおすすめ

お米を保存する時

お米は「多湿・高温・酸化」を嫌います。この3つを避けるには、温度と湿度が低く、日光の当たらない場所に保管する必要があります。しかし、台所の収納スペースは、シンク下やレンジ下、ガスコンロ周辺などどこも高温多湿になりやすい場所ばかりです。

台所でお米を保管するのにおすすめの場所は、暗くて涼しい冷蔵庫の野菜室です。冷蔵庫の中でも、一定の温度と湿度を保つ野菜室は、お米の保存場所に最適と言えます。

害虫予防も大切

米の害虫

野菜室で低温保存が難しい場合は、害虫予防で鷹の爪やニンニクを保存容器に入れると良いでしょう。

お米につく害虫は、20℃を超えると発生しやすくなり、そこに湿気が入り込むと増殖してしまいますので、特に暑い季節はしっかりと害虫対策を行いましょう。

また、保存容器を毎回きれいに洗って清潔に保つことも害虫予防に繋がります。

当店では、全国各地の新鮮なお米を種類豊富に取り扱っております。もちもちとしていて甘みのある熊本県産の森のくまさん、冷めてもおいしい山形県産のつや姫、大粒で飽きのこない甘さが特徴の宮城県産ひとめぼれなど、1キロからキロ単位で販売しております。注文を受けてから精米いたしますので、お米本来の味をお楽しみいただけます。

板橋区で米穀店をお探しなら、ぜひ当店をご利用ください。飲食店や学校へのも行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。